Conductor

甲田潤/指揮

東京音楽大学作曲科卒業。同大学研究科修了。作曲を伊福部昭、有馬礼子、池野 成、川井 學、松村禎三の諸氏に、指揮法を三石精一氏に師事。

 主な作品に「管弦楽のための抒情断章」「ピアノと弦楽四重奏のための三章」「『紫苑』~尺八と琵琶のために~」「シタール、タブラ、タンプーラ、打楽器、箏と十七絃のためのSAMAAE <時>」「芝増上寺、縁山流声明と絃楽のための『四智讃』・『錫杖』」「真言声明と箏・十七絃による『対揚』」「女声合唱とピアノのための“CIS SINOT CA”(チシ・シノッ・チャ)『涙の歌』」。

 また、出版された楽譜には「ピアノのための『変容』」「フル-ト・二十五絃箏とマリンバのためのラプソディ-」(ともに日本作曲家協議会より出版、NHK-FM「現代の音楽」で放送)、編曲として女声合唱組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲、全音楽譜出版社)、女声合唱組曲「カムイの森で」(廣瀬量平作曲)、女声合唱のためのポピュラー編曲集「アメイジング・グレイス」(ともにカワイ出版) 等がある。他に「熱中時代スペシャル」「火曜サスペンス」等のTV音楽、劇団「東俳」、“project ON THE ROCKS”等の公演で「青い山脈」「カッコウの巣の上で」「ヴェニスの商人」「リチャード三世」他の芝居音楽も担当した。

 合唱指揮者としては、特に2004年5月、サントリーホールで行われた「伊福部昭卆寿記念コンサート」で、師の大曲「交響頌偈『釈迦』」の演奏に参加し高評を頂いた。

 日本作曲家協議会、日本現代音楽協会各会員。「アプサラス」理事。東京音楽大学民族音楽研究所専任研究員、同大学付属高等学校兼担講師。

 

 

弓田真理子/合唱指導

洗足学園音楽大学声楽科卒業。同専攻科修了。「魔笛」パミーナ、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、「蝶々夫人」蝶々夫人、「魔弾の射手」アガーテ、「こうもり」ロザリンデ、「ラ・ボエーム」ミミ、「カルメン」ミカエラ役等で数多くのオペラに出演、好評を博す。

 また、「第九」「一千人の交響曲」「メサイア」「レクイエム」等のソリストの他、ハンガリー・リスト音楽院ホールでの「第九」や、WIENER VIRTUOSENとモーツァルトのモテットで共演、伊福部昭、松村禎三の歌曲の演奏等で多方面からも評価を得、活躍の場を広げている。2007年2月には皇居内桃華楽堂において、天皇皇后両陛下、皇太子御夫妻をはじめとする皇族方の御前で「蝶々夫人」のアリア等を歌った。2011年10月には、神奈川県民ホールに於いて初めてのリサイタルを開催した。

 二期会、横浜シティオペラ、東京室内歌劇場各会員。福島オペラ協会理事。

 

Chor June

東京都で活動する女声合唱団

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すみだ少年少女合唱団のOGを中心に約20名の団員で活動しています。